No.048
所得控除の意味を知ろう!
「お金美人塾。-Membership-」
個人事業主とは、文字通り「個人」と「事業」のふたつの要素が混在しています。
よって、わたしたち個人事業主の確定申告は「事業」の売上のみを申告するのではありません。事業以外の全ての収入と税金を決める際の個人的事情を住民票登録上の氏名で報告します。前回のブログでも解説しましたね。→No.047 所得控除を使って節税
本日は、その続編です。
確定申告の流れを復習すると、以下の通りとなります。
- 1年間の事業の売上と必要経費をまとめた「収支内訳書 (*1)」を作成
(*1)青色申告さんは決算書「損益計算書と貸借対照表」 - 全ての収入と税金を確定する際の個人的事情をまとめた「確定申告書」を作成
- 税務署に提出(1と2とも)
- 提出年の1月1日に住民票登録のある自治体へ情報が共有される
自分自身で確定申告を一度でもしたことがある方は、必要経費が多ければ多いほど節税効果が期待できることをよくご存知かと思います。1. の収支内訳書を作成 の際にわかりますね。
しかし、経費の過剰利用は大きな支出となります。節税効果の期待以前に手元に現金が残らない惨事になりかねません。事業継続をする上で本末転倒の結果となります。
2. その他の個人的事情を報告する「確定申告書」を作成 の際に「所得控除」を活用することでも、税金を抑える節税効果が期待できます。確定申告の経験がなければ、知る機会もないかもしれません。
『その分の税金は要りません』と国が言ってくれている有難い、個人的事情の「所得控除」は14種類。知っていると知らないとでは、手元に残るお金に大きな違いが発生します。それが本日のブログ内容です。一緒に確認していきましょう。