No.046
税金の仕組みを図解しました
「お金美人塾。-Membership-」
前回のブログ、No.045 忘れてはいけない住民税 ではいかがでしたか。
"住民税" も "所得税" も、個人の所得に対し個人が支払う税金です。所得が増えれば増えるほどこれらの税金は増えていきます。税金に限らず、国民健康保険や国民年金も同様ですね。
それぞれの仕組みと関係を理解することで、確定申告後に訪れる納付の際に慌てることがなくなります。税金など出ていくお金の予想がつけば、残すお金も自分で決めることが可能です。
事業のお金もプライベートのお金も一緒になりやすいのが、わたしたちひとり起業の個人事業主ですね。どんなにお金を分けていても、それは会計上(表面)であり、最終的には全て個人のお金であることには違いはありません。だからこそきっちり理解しないと経営がずさんになりがちです。
きちんと会計していれば(=帳簿付け)自由に使って良いお金が見えてきます。何を経費にするのか、経費を使ったらどうなるのか。また経費を使わないと税金はどうなるのか。先を見通す力が身に付いてきます。
手書きで書いて一連の流れを見える化させましょう!!!手前味噌ですが、わたしが作ったオリジナルの手書き帳簿「お金の管理ノート」がおすすめです。
いきなりですが、ここで質問です!
業務中の運転で起きた、道路交通法違反による反則金(国の一般会計に歳入される)は経費にできるでしょうか?
- 業務中の運転による違反なのだからもちろん経費!
- 個人の過失による違反は経費にできない!
みなさんの答えは、a、b、のどちら?
事業に対してなのか、個人に対してなのかごちゃごちゃになりやすいところですが、良く考えると簡単です!答えは文末に書きますね。
話を戻します。経費とは「必要経費」のことです。みなさんが事業活動をする上で利益を出すために必要となった出費のことを指します。
何度も言いますが、売上がない状態でいくら領収書を集めても経費効力は薄くなるのは当然のこと。それは理解できますね。
また、税金を払いたくないからと経費を使うことを優先すればするほど手元から現金が減っていきます。
開業準備中にあれもこれも備品に限らず(今必要?な)学びや資格取得に投資をする方をよくお見受けしますが、開業後の早い段階でその分以上の利益を出し回収しなければ、いつまで経っても赤字なのは言うまでもありません。
赤字は儲かっていない人!の代名詞。そんなお店にお客様は来ませんよ。とわたし個人の意見です。
本日は、経費と税金の関係について整理いたします。
