No.020
あなたの保険 説明できますか?
「お金美人塾。-Membership-」
『保険に加入していますか?』と質問すると、大概の方は民間の保険会社が販売している保険の加入の有無を答えます。
『〇〇生命と〇〇損害保険の保険に家族で毎月総額〇〇円支払っています』や、『生命保険会社に勤務している友人に頼まれて、〇〇保険に加入しました』など。
また『保険に加入していません。必要でしょうか?』と質問してくる方もいらっしゃいます。
「国民皆保険制度」という言葉がある通り、国が運営している保険に国民の誰もが既に加入済みであることをご存知でしょうか。
では、みなさんがイメージする「保険」とは一体何のことでしょう?
一般的に「保険」とはふたつに分かれます。
- 「公的保険」:国や地方自治体が運営している保険制度
- 「私的保険」:民間の保険会社が販売している保険商品
普段の日常生活にリスクが生じたとき、そのダメージを回避・軽減する手段に「お金」を使うことができます。それが保険です。
加入者から集めた「お金(=保険料)」から、有事の際にひとりのダメージを助け合う”相互扶助精神”に基づいたリスク回避・軽減という手段が「保険」なのです。
何かが起きた時や、その不安を軽減するために民間の保険会社が販売する「保険」に加入することができますが、日本は欧米諸国に比べて民間の保険への加入率が高いというデータがあります。国民性が出ているかもしれませんね。

本日は、公的保険と私的保険の基本的な仕組みや内容を解説していきます。少しでもみなさんの生活の参考になれば幸いです。