パート主婦や起業女性の働き方一つで変わる家計のアドバイスをしている、札幌のファイナンシャル・プランナーきよねぇです。
数日前ですが、三井住友銀行へ行って来ました。個人型確定拠出年金に加入検討中なのです。
そう、来る老後の準備に「じぶんの年金資産をじぶんの為にじぶんで運用」始めます!!
iDeCo です。
お客さま相談デスクの前で順番を15分程待ったのち、対応して下さったのは20代後半とみられる優しいお姉さん行員。
金融機関出身のきよねぇは、久しぶりの投資の話でうずうず!るんるん!質問したいことを沢山準備して臨みました・・・が、そこはグッと抑え、優しいお姉さん行員のお話を黙って聞いてきましたよ。→1回くらいは意地悪な質問もしたかも~~笑
「老後破産」という言葉を耳にすることが増えましたね。そう、多くの人が老後の生活に不安を抱えています。
そして、老後資産の確保のために、いろんな方法を探っている人もいるはずです。
主婦と起業女性の皆さんはいかがですか?
パート主婦や起業女性の働き方一つで変わる家計のアドバイスをしているきよねぇにとって他人ごとではない老後資産作り。むしろ、パート主婦や起業女性の皆さんにもお伝えしなくては・・・という使命感の方が強いですね。
数日前のBlog『主婦、起業女性の老後』でも、主婦と起業女性の「老後破産=生きるリスク」について書きました。
主婦と起業女性の皆さん、老後資金の準備はしていますか?主婦や起業女性の公的年金はスズメの涙ほどなんです。自助努力が必要ですよ。
この記事の目次
パート主婦、起業女性におすすめしたい「個人型確定拠出年金」iDeCo
では、きよねぇが加入を考えている「個人型確定拠出年金」別名iDeCo(イデコ)とは?
「確定拠出年金」は従来の公的年金の不足分や欠陥部分を補う目的でつくられた制度です。そう、年金の少ない自営業者向けでした。
2017年1月から制度が変わり、主婦でも公務員でも企業年金を持っている大企業の社員でも一定の条件をクリアしていれば入れることができます。この制度変更により、ほとんどの人が加入対象になったのです。
公的年金の財源が減る一方ですから「国民の皆さま、自分でも老後資金を準備しなさいよ~!」ということなんですね。
しかし、確定拠出年金制度が導入されてから既に15年が経つというのに「個人型」はあまり知られていません。
政府もあまり宣伝していません。その理由は確定拠出年金をあまり大々的に使われると、税収が減るためだと言われているから。
ん?んん??政府が自分で作っておいて、税収が減るので宣伝しないというのは、おかしなことではありますが、官庁とはそういうものらしいのです。
また、確定拠出年金加入の窓口となっている民間金融機関にとっても、あまり乗り気ではありません。
何故なら確定拠出年金の手数料は低く設定されているから。手数料は低いということは、金融機関の取り分が少ないということです。
NISA(少額投資非課税制度)では、あれほど宣伝合戦を繰り広げていたにもかかわらず、確定拠出年金についてはほとんど宣伝しない。
また、確定拠出年金は民間の個人年金保険ともろに競合しますから、保険会社などは客が取られる訳なので、旨みがないことから宣伝しない。
つまり、政府や民間金融機関が宣伝するものは政府や民間金融機関にとって旨みが大きく、あまり宣伝しないものは、一般の人たちへの旨みが大きいということなのです。
金融業界に約20年従事したきよねぇは金融機関の旨みの大きい金融商品を随分売っていました。そう、会社の利益の為にです。
お客様目線に立った今だからこそ、どの金融機関にも属さないフリーのファイナンシャル・プランナーとして、一般の人たちへの旨みが大きくなるような、特にパート主婦や起業女性の強い味方になりたいとお仕事しています!!
主婦でも入れる個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)のメリット
じぶんが入り、じぶんで増やす、じぶんのためのもうひとつのじぶん年金
それが【個人型確定拠出年金iDeCo】です。
その3つのメリットは「三重の節税」
①なんと!掛け金が全額所得控除
②なんと!!運用益が非課税
③なんと!!!受け取る時も控除が適用
ひとつずつ説明します。
①主婦にうれしい!掛け金が全額所得控除の確定拠出年金
月々の5000円から始められ、1000円単位で自由に設定ができます。小額から始めてもいいですね。
掛け金が全額所得控除とは
例えば、月々23000円の掛け金を拠出し、その年の所得税と住民税が20%とした場合
23000円×12ヶ月×20%=55200円
すなわち、年間55200円の節税効果になります。
年間55200円の節税!
うそっ!
年間55200円が戻ってくるのです!!
これって、家計にはうれしいですよね。
きよねぇの「家計を守る女性の働き方講座」でお話している、所得に対して所得税と住民税の税率がびっくりするほど大きい話。受講していただいたパート主婦や起業女性の方は覚えていますか?
確定拠出年金でじぶん年金を積み立てる→控除枠が増える→節税になる→税金が戻ってくる→すなわち、総世帯数収入が増えることになる訳です。
②主婦にうれしい!運用益が非課税の確定拠出年金
通常、金融商品の運用益にかかる税金(源泉分離課税20.315%)が確定拠出年金にはかかりません。
そして拠出期間(積立てと運用期間)が長いほど複利効果も大きくなる。
かの天才学者アインシュタインも「人類最大の発明は”複利”だ」と驚いたという話は有名ですね。
その複利効果・・・例えば、月々23000円の掛け金を年3%で運用した30年後の運用結果は
確定拠出年金で運用した場合と一般の金融商品で運用した場合とでは、約125万円の差がでます。
すなわち、確定拠出年金で運用するとこの約125万円の運用利益は非課税になるのです。
約125万円の運用利益は非課税!
なんと!!
約125万円の運用利益は非課税!!
③主婦にうれしい!受け取る時も控除が適用になる確定拠出年金
さて、60歳を過ぎなければ受け取れない「じぶん年金iDeCo」ですが、受取り方法を選べます。
・一時金で受け取った場合→退職所得控除
・年金で受け取った場合→公的年金等控除
どちらも税金がかかりません。
一時金で受け取った場合の例ですが、最大1500万円まで税金がかかりません。
最大1500万円まで税金なし!
嬉しすぎ!
最大1500万円まで税金なし!!
札幌市内の情報誌、ふりっぱー6月号にも iDeCo掲載されていました。
パート主婦、起業女性の公的年金
じぶんが入り、じぶんで増やす、じぶんのためのもうひとつのじぶん年金どうですか?
しかし、加入の前に知っておくべきことがあります。
パート主婦や起業女性のみなさんは、公的年金(国民年金、厚生年金)についてはどこまでご存知でしょうか?
20歳以上の国民が加入している公的年金(国民年金、厚生年金)の仕組みと、その恩恵は確認していますか?
パート主婦や起業主婦には退職金がありません。その上、公的年金もわずかです。
充分な貯蓄がなければ、足腰や思考が衰えても65歳を過ぎても90歳になっても働かなくてはゆとりある生活が守れない計算になります。
そう、主婦、の老後は(生きるリスク)です。
その話、気になる方はクリック↓↓
パート主婦や起業女性の働き方一つで変わる家計のアドバイスをしている、札幌のファイナンシャル・プランナーきよねぇでした。
この続きは→主婦や起業女性も加入できる「個人型確定拠出年金」Vol.2